ひふみのブログ

シンプルに生きる。

1年の重み

緊急事態の延期が決まった。

もうどうなれば解除されるのか、いつ解除されるのか、そもそも緊急事態宣言自体に意味があるのか色々分からない状況で引き続き自粛生活が強いられることになる。

去年から続いているこの騒動。

いい加減しびれを切らせて好き勝手やる人もいれば、相変わらず自粛生活を続ける人もいる。

去年からの1年とまだこの先も少なくとも1年ぐらいは同じ生活が続くだろう。

この1年、2年でも人によって感じる重みは全く違うだろう。

 

自分のような30代中盤のサラリーマンにとっては1年、2年の停滞はそこまでのインパクトは正直ないのかもしれない。

 

反面、学生にとっての1、2年は非常に重要だ。

学校イベントの中止、大学のリモートでの授業、学生のうちだから出来ること、経験出来ることの多くを経験できないで青春の貴重な時間を過ごすことになる。

20年に満たないかられの人生の中での1、2年はとても重い。

 

他にも重要な人たちがいる。それは健康寿命が迫っている高齢者だ。

自由に動き回れる、自分の意思で活動できる残された時間が数年しかない高齢者たち。

残りのリミットを考えると彼らにとっての1年、2年もまた重い。

 

彼らは同じ時間でも重みが違う。

停滞した時間は返ってこない。