ひふみのブログ

シンプルに生きる。

緊急事態宣言再び

こんばんは。

コロナウイルスの感染拡大に伴い再び緊急事態宣言が発出されましたね。

ただ前回の緊急事態宣言ほどの強制力はなく、

・飲食店の時間短縮要請

・1都3県への限定的な宣言

・期間は一カ月(うまくいかない場合のプランはなし。)

・特別定額給付金は無し(個別に飲食店への協力金は有り)

といったところが主な内容でしょうか。

この内容で感染拡大が収束するのか、保証は十分なのかなどの議論はさておき(どっちも効果ないと思っているけど)それよりもまず感じることは、これ緊急事態の内容ではないよね?ということ。

自分としては緊急事態宣言ってそれこそ、戦時中のような国民の命や国家の存亡にかかわるような有事、災害に対して発出されるものだと理解している。

今がその時なのだろうか?

それにしては政府からの要請の内容も中途半端だし、国民からも緊張感が伝わってこない。緊急事態宣言の重み(格式?)が完全に無くなってしまっている。

当初は重大な宣言であるはずだった緊急事態宣言が、政府の利権優先の考えや危機意識の欠如により結果的に軽いものになってしまった。この問題は結構大きいと思う。

今後、コロナとは違う別の有事、災害が発生したときに果たして緊急事態宣言は機能するのだろうか?これから国民に刺さるメッセージを政府は発信することが出来るのだろうか?失った信頼はあまりにも大きい気がする。

 

宣言の期間は約一カ月、2月上旬には結果が分かる。

コロナは忖度しない、圧力にも屈しない、買収もできない、責任を取ってくれるわけでもない、ただただ事実に基づいた評価を下してくる。

ある意味公平な裁判官なのかもしれない。