ひふみのブログ

シンプルに生きる。

世の中半導体バブルなのか。

こんばんは。

私は半導体企業の上場投資信託ETF)に投資を行っていますが、最近半導体市場は非常に景気が良い話でもちきりです。

色々投資判断に迷う部分もあるので未来の自分へのメッセージとして今の考えを記録に残すことにします。

NVIDIAの決算

先日NVIDIAのクォータ決算が発表されました。その結果はただでさえ高い期待値を大幅に越えて行く凄まじい内容でした。

データセンター向けのAIチップが大幅に貢献したもよう更に決算説明ではこの勢いは今後も継続するという鼻息の荒さでした。

NVIDIAの株価も決算発表を受けて暴騰、、、やばすぎる。

 

私はNVIDIAの株は直接持っていいませんが、半導体ETFを持っているので昨年から大きく利益を享受しています。

他の企業も追いかけてくる

2022年までは半導体は需要は低迷しており苦戦を強いられていましたがAIをバックボーンとした需要回復の波にのり成長のターンに入りました。

TSMCは熊本の工場がいよいよ稼働しだし量産体制に入りました、こちらも熊本経済のバランスを崩すような大きな影響があるようで同社の勢いを感じます。

またIntelAMDなどもその他の半導体メーカーも攻めに転じてきますし、Google, Amazon, Metaなどは自社製のチップ開発に乗り出しており半導体戦国時代の到来を予感させます。

 

半導体はバブルなのか。

NVIDIAをはじめとした半導体株の上昇をみると当然出てくる話が「バブルなのでは?」という声です。

確かにチャートだけを見ると短期間で上がり過ぎな面は否めません。正直ホードルし続けるのが怖くなる側面もあります。

ここで一度自分の考えを整理して投資方針を決めていきたいと思います。

 

半導体産業は虚業か?

→No半導体はPCやスマホなどのデバイスの基盤となり、今後はAIなどにも活用され確実に需要は伸びていくことが予想されます。目下のところAI向けのニーズが目立っているが全てのテクノロジー分野で必要となる部品でAI以外にもブロックチェーンメタバース、IoT、EV、6G、医療機器など半導体のニーズは確実に増えていく土壌は十分にできています。ドットコムバブルの時とは実社会へ貢献がまるで違います。

 

・需要が見込まれるなら株価は上がり続けるか?

→No:確かに長期的な需要は見込まれますが、株価の上昇と連動するかと言われるとイコールではないと考えています。すでに先行期待がかなり織り込まれている部分もありどこかで調整は来ると考えています。

また半導体の需要は周期性のようなものあり長期的には右肩上がりであるもののやはりその中でも在庫の過剰・不足の周期があり価格が変動していきます。ただ少なくとも今年、来年ぐらいまでは需要が高いターンだと考えておりその間は大きく崩れることはないと考えています。

 

結局どうすんの?

私個人の投資戦略としてはひとまず今のポジションは大きく変えずそのままホールドを継続します。

ただ多少の調整は発生するので一時的な下落は許容しつつ、ファンダ(半導体のニーズの強さ)の強さに期待するといった感じです。

もちろん今のファンダの強さやデータセンター向けのニーズも一定期間で落ち着くと想定はされるので(NVIDIAのCEOはもっと強気の発言をしてましたが。)、潮目が変わるタイミングを早めに予想し今年一杯ごろでポジションは軽くしようと思っています。

 

とまぁこんな感じでつらつら投資戦略を描きましたがどうなることやら。

年末に「今思うとあの時が天井だったなぁ。」なんてことにならなければいいのですが。

 

15年前はSHARPや東芝なんて人気企業だった

こんばんは。

最近、当社でも再来年度入社の新卒面接が始まり、私も後日面接官として参戦することが決まりました。自分が就活して15年が経過して今度は面接する側に回るわけです。


この時期になると就活生はみんな急に意識高い系になり、自己分析や業界研究などに没頭し、働いたこともない癖に『働くこととは?』みたいなことを考え出す。まぁ一種の通過儀礼みたいなもんでしょう。

 

15年前の就活事情

私が就活をしていた時期は2008年ごろなので今からもう15年ほど前になります。(あっという間やな)リーマンショックに入る直前の最後の売り手市場の年だったような記憶があり、たいして就活をすることなく割とすんなりと希望先から内定をいただけました。


感覚的な話になりますが当時の人気企業はこんな感じだった気がします。

 

大手電機は人気だった

いわゆる日立、NEC富士通東芝SHARPあたりは理系では人気企業でした。今は完全に落ち目ですよね。総じてGAFAMや中韓勢の攻勢、スマホ化、クラウド化の対応を完全に誤りましたし、まさかSHARP東芝があんなことになるなんて思いもしなかったです。当事は一般的にはSHARP東芝から内定が出れば勝ち組でした。

 

銀行もよかったね

私は理系だったので直接は関係なかったですが、やはりメガバン、りそな、大手地方銀行などは人気でした。理系の人間も大学院に行かない人は受けている人がいました。
こちらも今は、収益の柱となるビジネスモデルが見つからず、マイナス金利、AI化、フィンテックの台頭、クラウドファンディングなどの資金調達など銀行の業態自体の伸びしろはかなり厳しいと感じています。

 

こんな世の中になるとは思わなかった

あの時、勝ち組といわれてい企業も15年以上の月日を経過すれば一気に事情が変わってしまう。それくらい今は時代の変化のスピードがすさまじいです。

Appleは15年前はiPhoneじゃなくてMacintoshの会社だった。
Amazonは本の通販の会社という感覚だった。
Google検索エンジンの会社だった。

こんな社会を牛耳る企業になっていくとは思いもしませんでした。

そしてこれから10年はさらに変化が激しくなるのでしょう。
当然今まで大きな変化にさらされていなかった企業も変化を余儀なくされるかもしれません。(個人的には自動車業界は大きく変わりそうな気がしているが)


インターネット、人口知能、5G、ロボットがどんどん世の中を変えていく。
機械的な仕事はRPA化される。
海外から安い労働力が押し寄せてくる。

正社員のすべき仕事の難易度は必然的に上がっていく。安定志向の就活生にとっては今の時代の就活は中々に難しいかもしれません。

結局、先の見通しが立たない以上サラリーマンだろうがフリーランスだろうが個人でサバイブしていく力というのは必須になっていくとうことなのかな。

 

 

SNSの負の側面

年明けから災害や事故が発生して2024年はかなり雲行きが怪しいスタートを切りました。

特筆すべきが能登半島地震、まだ被害の全容が明らかになっておらず、改めて日本は災害の国であることと明日は我が身であることを痛感しました。

救助活動や支援など様々な話が話題にあがりますが、個人的に気にしているのがSNS周りで動き。

 

今回の地震はX(旧Twitter)で現地の災害状況や救助を求める投稿が拡散され、それがきっかけで救助されたという話もあります。またSNSから募金や支援の輪が広がるといったプラスの側面は情報化社会の恩恵をうまく受けていると感じる。

 

その反面やはり出てくるのがSNSの負の側面。

特に悪意のあるフェイク情報(嘘の救援要請を投稿する)とかインプレッション稼ぎのための混乱する情報、また再生数稼ぎのための悪質なYouTuberの現地入りなど、、、

手軽に情報の発信、アクセス、拡散が出来てしまうがゆえに、救助の妨げになってしまっている本当に悪質なSNSの利用が目に付く。

普段から気にしていた側面ではあるがさすがに時と場合をわきまえろよと思ってしまう。

 

結局、いくらSNSのツールなどが発達しても発信する側、受け取る側のリテラシーによって薬にも毒にもなるという事だろう。

どんなに文明が、技術が、テクノロジーが発達しても最後に問われるのはやっぱり人間としてのモラルなのだと思う。

 

 

夏耕冬読

あっというまに12月になってしまい冷え込む日々が多くなってきた。

これまでは休みの日は色々な所に遠征をしていて活動的に過ごしていたが、寒さが苦手なのかこの時期は大体家に引きこもっている。

その反面読書量だったり、スキルアップ、投資の勉強、筋トレに費やす時間が増えてきておりもっぱら休みの日はそんなことに時間を使っている。

 

夏は元気に外に出て活動し、冬は自己研鑽に励む。

自分の一年間のサイクルが最近なんとなく固まってきた。

 

夏を楽しむために冬に準備をする。

今は本を読む時期だと思って過ごしている。

 

 

来年の夏は甲斐駒ヶ岳に登りたい。

それに向けて今は基礎体力の向上(地味な筋トレ、ランニング)を継続しよう。

 

 

正しい努力の方向性

近年、仕事をする上での色々な作業がサービス化されだいぶ作業効率が良くなってきていることを実感している。

サーバーのセットアップもAWSを使えばあっという間に済む。

プログラミングもローコードプログラムやSaaSサービスの充実でゴリゴリのプログラムスキルは少しずつ不要になり始めている。

難しい法令の知識もChatGPTに聞けばある程度の大枠がつかめ、判断の材料として使えるようになってきている。

 

、、、と同時に思う。

 

若いころあれだけ一生懸命勉強したデータベースの知識は何だったんだろう。

遅くまで残業しながら調べたJavaDocは何だったんだろう。

経理の人と話をするために一生懸命読み込んだ法令の施行規則は何だったんだろう。

と、、、

全く無駄ではないが過去からの積み上げが今の自分の強みには別になっていない。

 

一所懸命身に着けた技術があっという間に陳腐化して使い物にならなくなる。IT業界では昔からあった話だが今や社会全体でそのトレンドが来ている。

 

誰でも手軽にイラストや動画編集ができるようになるとは思わなかった。

AIが司法試験に合格できるようになるとは思わなかった。

バク転が出来るロボットが生まれるとは思わなかった。

完全無人運転の未来もすぐそこまで来ている。

脱炭素社会への動きも本格的になりだしている。

 

将来の技術革新・社会情勢を見据えた学習・キャリア形成の重要性がより増している。

 

とは言え目の前の仕事もしなくてはいけないので短期的になりそうだけど身に着けて行かなくてはいけないスキルもある。(今日明日の仕事をするために身につけなくてはいけないスキルと将来の自分のために身につけなくてはいけないスキルは違う。)

 

①将来的にはITやロボットに淘汰されるけど直近の仕事では必要なスキル

②今はそれほどだけど10年後に必要となるスキル

③いつの時代も普遍的に通じるスキル

 

これをきちんと整理して自分の市場価値を意識していかないといけない。

①の努力ばかりしていてもしょうがない。

①は最低限にしつつ②、③を見据えて自己研鑽しなくてはならないのでしょうね。

生きることは学び続けること。

 

 

 

周りがみんな敵に見えるとき

最近は仕事で色々思うようにいかなかいことが多い。

色々な立場の人から色々な側面であれこれ言われ全体的にうまくいっていない。

 

「安全な場所から能書きばっかり垂れて・・・」

「お前に言われたくない・・・」

「じゃあお前がやってみろよ・・・」

「自分だけが苦労している・・・」

 

そんなマイナスの感情にメンタルが寄っている。

こんな時は上司、部下、協力会社、そのほかの関係者だいたい敵に見えてきてしまう。

 

でも、そんなわけない。

こんな精神状態の時はたぶん自分の中に敵がいるという事なんだろう。

少し息抜きせんとな。

 

 

相場の転換点

こんばんは。

ひさしぶりに投資ネタを投下。

私がメインで投資している市場は米国市場ですが、ここ3カ月金利上昇に伴い8月、9月、10月と株式には苦しい展開が続いていました。

この3カ月間で1,000万程度やられてしまいどうしたものかと思っていましたが、11月に入り少し様子が変わってきたようです。

下落トレンドの転換

まずFRBのスタンスが金利上昇をもう望まない(利上げはもうしない。)というスタンスを匂わし始めたことです。

これを受けてS&P500, NASDAQは一気に上昇ようやく長い長い利上げの出口が見えてきました。

さらにその後の雇用統計で示唆された雇用の悪化、こちらも金利を押さえる意味では株式にとって好材料と考えられ大きく株価は続伸しました。

11月に入ってトレンドが明らかに変わりました。

 

短期的な未来は読めない前提で投資する

この一瞬の間(1週間で)でS&P500は5%上昇、さらに半導体レバレッジETFは20%上昇しました。

基本的に私の投資スタンスは買ったら売らないバイ&ホールドですので今回の上昇もきっちり捕まえる出来ました。(とはいえ、その前の下落ももれなく食らっているわけですが。)

バイ&ホールドは思考停止だとか色々揶揄されますが、短期での相場では不確定要素が多すぎてすべてを読み切って利益を上げることはほぼ不可能だと考えています。

FRBパウェルさんの発言もそうですし、ウクライナ・ロシアの戦争がここまで長引くとも思わなかった、さらに中東まで情勢不安になるなど読み切れる人はまずいないでしょう。

そしてそれを煽るインフルエンサー(暴落煽り、暴騰煽りどっちも)に振り回されて取引をしていたらパフォーマンスは低下せざるを得ないと思います。

 

短期的な相場は読めないことは受け入れて長期的な視野運用を続ける

ここでいう長期的な視野とは

・景気には循環サイクルがある。

・資本主義は長期的には右肩上がりで成長していく。

・株式は相対的にインフレに強い資産である。

といったところでしょうか、

 

運用を続けるとは

・頻繁な売買はせず長期で保有する。

・定期的に一定の金額を積み立て続ける。

・売るタイミングは価格ではなく現金が必要になった時に売る。

を徹底することだと思います。

 

さて「これから年末にかけて上昇する」が投資界隈での今のところ「読み」になっていますがこれも結局「今のところ」という話です。

何か悪い材料が出ればまた「終わりの始まり」みたいなことを言い出す投資インフルエンサーが出てくるので余計な情報に過度に反応し過ぎず腰を据えた資産運用を心がけていきたいですね。

 

新NISAどうしようかな。