ひふみのブログ

シンプルに生きる。

人生の逆算思考

私はシステム開発や導入のプロジェクト管理(いわゆるPM)の仕事をメインで担当しています。PMに求められるミッションはプロジェクト(作業期間が決まっており、明確なゴールが設定されている仕事)においてQCD(品質・コスト・納期)を満たすことが出来るように関係者をコントロールすることです。

 

特にスケジュール面は今を起点にして作業を積み上げて線表を引きながらプロジェクトを進めて行くと、結局直前で納期に間に合いませんでした、ということがよくあります。

そんな時重要な考え方が納期(またはチェックポイント)から「逆算」してやるべきこと、スケジュールを引くということ。

そうすることで必要な作業が漏れていたり、実施するべきタスクが先延ばしになると言ったことが防ぐことが出来ます。また想定していたリスクを予めヘッジすることができ確実なプロジェクトの推進ができるようになります。

 

最近自分の私生活でやるべきこと、やりたいことが先延ばしになっていると感じています。人生も一つのプロジェクトだと考えるとやはり納期(死期)からの逆算思考というのは必要でそこから自分のすべきこと優先順位を明確にした方がいいかもしれません。

当然自分がいつ死ぬか、なんて分からないけどそこはもうスケジュールを仮置きしてそこから逆算してマイルストーンを考えて行けばいいのだろう。

 

納期:80歳で死ぬ

70歳で体を動かすことがつらくなる

60歳で激しく体を動かすことがつらくなる

50歳で仕事を趣味程度にする

45歳でフルタイムの仕事を辞める

 

仮に80歳で死ぬとすると逆算でのマイルストーンはこんな感じだろうか。

60歳で体に負荷をかけることが難しくなるならきつい登山などの趣味は早めにやり切った方がいいでしょう。海外旅行も早く行ったほうがいいかもしれないですね。

逆に文化や芸術を楽しむことはもっと晩年の趣味にシフトしてもいいかもしれません。

 

他にも仕事の比重をどのタイミングで落としていくか、やりたいことをやりきるために資産を何歳までにいくら貯めないといけないかとか、そんなこと最近考えています。

 

資本主義の権化

昨日は一緒に案件を進めていたコンサルティングファームの人と丸の内で飲んできた。
キツくて有名なコンサル業界、たがその分給料も良くマネージャーで年収1500万程度稼いでいると言っていた。

 

『稼げるけどそのぶん支出も多くてね・・』と、豪快な私生活の話を聞かせてもらった。そんな話を聞いてふと大学時代の友人のことを思い出す。

私の大学時代の友人、フクダ(仮名)も同じコンサルティング会社で働いていて、それはそれは豪快な生活をしていた。

 

・・・


フクダは学生の時から豪快な男で頭の中は『酒』、『女』、『金』のことばかり考えていて、理系の情報工学の学生の癖にイベントサークルを立ち上げウェイウェイ言わせるような奴だった。

 

タイプ的は自分とは真逆な感じの人間で普段一緒にいるグループは違っていたが、選択授業がきっかけで仲良くなり、不思議とウマが合い、試験前は二人で勉強したり、休みは遊びに行く間柄になっていた。

 

大学4年になりフクダが就職先として選んだのがコンサルティング業界。高給激務といわれる某外資系のファームから無事内定を獲得し、働きはじめてからも年に一回くらいの頻度で会って、彼のホーム(丸の内)で飲んでいた。

 

『UP or OUT(上に行くか辞めるか)』と言われるコンサル業界で彼はしぶとく生き残り、30歳手前の時には1000万近くの年収があると語っていた。

終電過ぎまで仕事をしてタクシーで家に帰り、シャワーを浴びて出社する。質の高いアウトプットを提供して、クライアントにバリューを提供し、高いフィーを貰う。

金は貯まるが同じようにストレスも溜まるから憂さ晴らしに夜飲みにも行くし、キャバクラにも行く。そこで金を使い、また必死に働いて金を稼ぐ。

昇給するにつれてさらに仕事の難易度はあがる。家に帰る時間がもったいないため、会社の近くのマンションを借りそこでも金を使う。

 

稼いでは飲む。

稼いでは買う。

稼いでは遊ぶ。

 

そうやって俺は経済を回しているんだと、資本主義経済の権化のような生き方をしていた。

 

そんなフクダは結局、食道癌にかかり亡くなってしまった。

33歳だった。

※食道癌は日頃の不摂生(酒や喫煙など)、生活習慣が原因でなる場合があり進行が早く若くして罹患することもある癌です。


手術が成功し一度お見舞いにいったことがある。痩せて細ってはいたが、これから良くなっていくんだという希望のある表情をしていて一安心したことを覚えている。

でもそれもつかの間、自分が地方に転勤となった後しばらくして、転移が見つかったと連絡がありあっという間に容体が悪化し亡くなってしまった。

 

お通夜に参列した時はあのエネルギーの塊だった彼の変わり果てた顔を見ることが怖くて結局、顔を見ることは出来なかった。

悲しくもあったがそれと同時にフクダの生きた人生についても色々考えてしまった。

自分の人生に満足して逝ったのか。

それとも後悔しながら逝ったのか。

そんな確かめようないことをグルグルと。

 

資本主義経済の波をサーフィンしまくり、急ぐように生きた彼は今埼玉の実家の近くの墓地でゆっくりと(?)眠っている。

 

・・・


昨日の飲み会の最後に、私の友人でフクダという奴がそちらで働いていたのですが、知ってますか?と聞いてみたが『うちの会社も人の出入りが激しいからわからないなぁ』と言われ彼の痕跡は確認できなかった。


飲み会終え丸の内をブラつきながら東京駅へ向かう。
思えばここでフクダと最後に飲んだ時からこの街もずいぶん様変わりしたなぁと気づく。

新しい高層ビルが次々に建ち外資系の企業も随分増えた。
二人で飲みに行った高級ワインバルも別の店に変わっている。


資本主義経済は成長していく。

変化していく。

古いものを捨てて新しいものへ変わっていく。

 

昔彼が『俺の庭だ!』と豪語していた丸の内に彼の生きた痕跡はもう残っていないと思うと寂しくなる。

 

久しぶりに奴の墓参りにでも行こうかな。

 

ちょっと恐山菩提寺行ってくる

GWの前半の遠征ということで恐山に行ってきました。

有名な霊場比叡山高野山に並ぶ日本三大霊場)で前から一度行ってみたいと思っていました。ただ青森の下北半島という本州の最果てみたいな場所にあるので中々タイミングが合わなかったのですが久しぶりに仕事に余裕があるGWを迎えられたので一気加勢で攻め込んできました。

 

下北半島へ向かう

グランクラスに飛び乗り行ってきます。

グランクラスは予約が空いていたので試しに乗ってみましたが、まぁ今後使うことはおそらくないと思います。正直新幹線は普通の指定席でも十分快適なのでそれ以上は過剰サービスかなと。(どうせ車内は爆睡しているわけだし。。)

八戸から下北行きの快速に乗り換えさらに揺られること1.5時間程度で下北駅むつ市)に到着。思ったほど時間的な意味では遠くはなかったですね。

 

とりまレンタカーを借りて一気に津軽海峡方面を目指して車を走らせます。

むつ市の大畑海岸から津軽海峡方面を臨む。波は穏やかでしたね。

うに丼も食べる。(なんか普通でした。)

ということで本日のメインの恐山菩提寺に向かいます。

恐山は冬季は閉山しており参拝することはできません、恐山の開山は5月からですが私が訪問した4月最終週は仮開山期間ということでバスの運行や宿坊の営業はしていませんがマイカーで参拝すること自体は可能です。

 

仮開山期間は参拝客がほぼいないという話を聞いていたので霊場の雰囲気を十分に味わいたければこの期間の訪問はおすすめです。

むつ市街地から車で30分程度山道を走ります。徐々に岩場と湖の景色が広がり、硫黄の匂いがするなと感じ始めたらまもなく恐山菩提寺に到着。

 

恐山を巡拝

仁王門。

創建862年言われている曹洞宗の寺院で本尊は地蔵菩薩です。

境内は噂で聞いてた通り独特の雰囲気があり荒涼とした景色が一面に広がります、所々からガスが吹き出ており硫黄の匂いの正体はこれのようです。

地獄と極楽、各々の景色を現世に体現したのがこのお寺です。参拝客が全くいないので本当に異世界に来たようでした。

恐山と言えばこの風車でしょうか。

水子(死産や中絶により産まれてこなかった子供)にはこの風車をお供えするといった宗教的な理由、また硫黄のガスが吹き出ているためお線香やお花がお供えできないなどと言った理由があります。ただ今が開山前ということでほとんど風車はありませんでした。

 

ということでまずは地獄を巡っていく。

周囲の地形は火山岩で形成されており所々から硫黄が噴出しており、人がいないことも相まって地獄感がとてもありました。

 

向こうに見える湖は宇曽利湖(極楽浄土とされている。)

 

八葉塔、お骨をここに集めて供養しているようです。

そんな感じで地獄を抜けて宇曽利湖方面に向かって歩を進めていきます。

 

極楽浄土へ

そうしてしばらく歩くとエメラルドグリーンの湖と真っ白い浜が見えてきます。

先ほどの荒涼とした景色とはことなり本当にまぶしくて極楽浄土に来たようです。

 

世俗から離れ、ひとり極楽浄土にたたずむ。(なんかエヴァンゲリオンの最後にシーンに出てきそうな場所。)

 

Hello

 

大体1時間ぐらいで回ることが出来ました。自然の力だけでこうも見事に仏教的な世界観を表現できるのかと思うほど独特な感じがしました。こういう場所は朝早くとかオフシーズンに行くに限りますね。

ただ硫黄の匂いが終始鼻につき、気にする人はマスクを着用したほうがいいかもしれません。(自分は平気でしたけど。)

 

さらば恐山。

 

ちなみに下山後は世俗に戻り、場末の昭和感漂う下北の酒場で本能のままに酒を飲み、翌日マグロ丼を食らって帰ったのは内緒の話。

 

世の中半導体バブルなのか。

こんばんは。

私は半導体企業の上場投資信託ETF)に投資を行っていますが、最近半導体市場は非常に景気が良い話でもちきりです。

色々投資判断に迷う部分もあるので未来の自分へのメッセージとして今の考えを記録に残すことにします。

NVIDIAの決算

先日NVIDIAのクォータ決算が発表されました。その結果はただでさえ高い期待値を大幅に越えて行く凄まじい内容でした。

データセンター向けのAIチップが大幅に貢献したもよう更に決算説明ではこの勢いは今後も継続するという鼻息の荒さでした。

NVIDIAの株価も決算発表を受けて暴騰、、、やばすぎる。

 

私はNVIDIAの株は直接持っていいませんが、半導体ETFを持っているので昨年から大きく利益を享受しています。

他の企業も追いかけてくる

2022年までは半導体は需要は低迷しており苦戦を強いられていましたがAIをバックボーンとした需要回復の波にのり成長のターンに入りました。

TSMCは熊本の工場がいよいよ稼働しだし量産体制に入りました、こちらも熊本経済のバランスを崩すような大きな影響があるようで同社の勢いを感じます。

またIntelAMDなどもその他の半導体メーカーも攻めに転じてきますし、Google, Amazon, Metaなどは自社製のチップ開発に乗り出しており半導体戦国時代の到来を予感させます。

 

半導体はバブルなのか。

NVIDIAをはじめとした半導体株の上昇をみると当然出てくる話が「バブルなのでは?」という声です。

確かにチャートだけを見ると短期間で上がり過ぎな面は否めません。正直ホードルし続けるのが怖くなる側面もあります。

ここで一度自分の考えを整理して投資方針を決めていきたいと思います。

 

半導体産業は虚業か?

→No半導体はPCやスマホなどのデバイスの基盤となり、今後はAIなどにも活用され確実に需要は伸びていくことが予想されます。目下のところAI向けのニーズが目立っているが全てのテクノロジー分野で必要となる部品でAI以外にもブロックチェーンメタバース、IoT、EV、6G、医療機器など半導体のニーズは確実に増えていく土壌は十分にできています。ドットコムバブルの時とは実社会へ貢献がまるで違います。

 

・需要が見込まれるなら株価は上がり続けるか?

→No:確かに長期的な需要は見込まれますが、株価の上昇と連動するかと言われるとイコールではないと考えています。すでに先行期待がかなり織り込まれている部分もありどこかで調整は来ると考えています。

また半導体の需要は周期性のようなものあり長期的には右肩上がりであるもののやはりその中でも在庫の過剰・不足の周期があり価格が変動していきます。ただ少なくとも今年、来年ぐらいまでは需要が高いターンだと考えておりその間は大きく崩れることはないと考えています。

 

結局どうすんの?

私個人の投資戦略としてはひとまず今のポジションは大きく変えずそのままホールドを継続します。

ただ多少の調整は発生するので一時的な下落は許容しつつ、ファンダ(半導体のニーズの強さ)の強さに期待するといった感じです。

もちろん今のファンダの強さやデータセンター向けのニーズも一定期間で落ち着くと想定はされるので(NVIDIAのCEOはもっと強気の発言をしてましたが。)、潮目が変わるタイミングを早めに予想し今年一杯ごろでポジションは軽くしようと思っています。

 

とまぁこんな感じでつらつら投資戦略を描きましたがどうなることやら。

年末に「今思うとあの時が天井だったなぁ。」なんてことにならなければいいのですが。

 

15年前はSHARPや東芝なんて人気企業だった

こんばんは。

最近、当社でも再来年度入社の新卒面接が始まり、私も後日面接官として参戦することが決まりました。自分が就活して15年が経過して今度は面接する側に回るわけです。


この時期になると就活生はみんな急に意識高い系になり、自己分析や業界研究などに没頭し、働いたこともない癖に『働くこととは?』みたいなことを考え出す。まぁ一種の通過儀礼みたいなもんでしょう。

 

15年前の就活事情

私が就活をしていた時期は2008年ごろなので今からもう15年ほど前になります。(あっという間やな)リーマンショックに入る直前の最後の売り手市場の年だったような記憶があり、たいして就活をすることなく割とすんなりと希望先から内定をいただけました。


感覚的な話になりますが当時の人気企業はこんな感じだった気がします。

 

大手電機は人気だった

いわゆる日立、NEC富士通東芝SHARPあたりは理系では人気企業でした。今は完全に落ち目ですよね。総じてGAFAMや中韓勢の攻勢、スマホ化、クラウド化の対応を完全に誤りましたし、まさかSHARP東芝があんなことになるなんて思いもしなかったです。当事は一般的にはSHARP東芝から内定が出れば勝ち組でした。

 

銀行もよかったね

私は理系だったので直接は関係なかったですが、やはりメガバン、りそな、大手地方銀行などは人気でした。理系の人間も大学院に行かない人は受けている人がいました。
こちらも今は、収益の柱となるビジネスモデルが見つからず、マイナス金利、AI化、フィンテックの台頭、クラウドファンディングなどの資金調達など銀行の業態自体の伸びしろはかなり厳しいと感じています。

 

こんな世の中になるとは思わなかった

あの時、勝ち組といわれてい企業も15年以上の月日を経過すれば一気に事情が変わってしまう。それくらい今は時代の変化のスピードがすさまじいです。

Appleは15年前はiPhoneじゃなくてMacintoshの会社だった。
Amazonは本の通販の会社という感覚だった。
Google検索エンジンの会社だった。

こんな社会を牛耳る企業になっていくとは思いもしませんでした。

そしてこれから10年はさらに変化が激しくなるのでしょう。
当然今まで大きな変化にさらされていなかった企業も変化を余儀なくされるかもしれません。(個人的には自動車業界は大きく変わりそうな気がしているが)


インターネット、人口知能、5G、ロボットがどんどん世の中を変えていく。
機械的な仕事はRPA化される。
海外から安い労働力が押し寄せてくる。

正社員のすべき仕事の難易度は必然的に上がっていく。安定志向の就活生にとっては今の時代の就活は中々に難しいかもしれません。

結局、先の見通しが立たない以上サラリーマンだろうがフリーランスだろうが個人でサバイブしていく力というのは必須になっていくとうことなのかな。

 

 

SNSの負の側面

年明けから災害や事故が発生して2024年はかなり雲行きが怪しいスタートを切りました。

特筆すべきが能登半島地震、まだ被害の全容が明らかになっておらず、改めて日本は災害の国であることと明日は我が身であることを痛感しました。

救助活動や支援など様々な話が話題にあがりますが、個人的に気にしているのがSNS周りで動き。

 

今回の地震はX(旧Twitter)で現地の災害状況や救助を求める投稿が拡散され、それがきっかけで救助されたという話もあります。またSNSから募金や支援の輪が広がるといったプラスの側面は情報化社会の恩恵をうまく受けていると感じる。

 

その反面やはり出てくるのがSNSの負の側面。

特に悪意のあるフェイク情報(嘘の救援要請を投稿する)とかインプレッション稼ぎのための混乱する情報、また再生数稼ぎのための悪質なYouTuberの現地入りなど、、、

手軽に情報の発信、アクセス、拡散が出来てしまうがゆえに、救助の妨げになってしまっている本当に悪質なSNSの利用が目に付く。

普段から気にしていた側面ではあるがさすがに時と場合をわきまえろよと思ってしまう。

 

結局、いくらSNSのツールなどが発達しても発信する側、受け取る側のリテラシーによって薬にも毒にもなるという事だろう。

どんなに文明が、技術が、テクノロジーが発達しても最後に問われるのはやっぱり人間としてのモラルなのだと思う。

 

 

夏耕冬読

あっというまに12月になってしまい冷え込む日々が多くなってきた。

これまでは休みの日は色々な所に遠征をしていて活動的に過ごしていたが、寒さが苦手なのかこの時期は大体家に引きこもっている。

その反面読書量だったり、スキルアップ、投資の勉強、筋トレに費やす時間が増えてきておりもっぱら休みの日はそんなことに時間を使っている。

 

夏は元気に外に出て活動し、冬は自己研鑽に励む。

自分の一年間のサイクルが最近なんとなく固まってきた。

 

夏を楽しむために冬に準備をする。

今は本を読む時期だと思って過ごしている。

 

 

来年の夏は甲斐駒ヶ岳に登りたい。

それに向けて今は基礎体力の向上(地味な筋トレ、ランニング)を継続しよう。