職場でRPAの導入が進んでいる。
細々とした日常のルーティン業務が自動化され、単調な作業に掛ける時間が大幅に短縮されることになる。
この手の話の導入時の触れ込みとしては「誰でも出来る仕事は機械に任せて、私たちはより高度な仕事にシフトしていきましょう」ということだ。
高度な仕事って何?
そこまでの具体的な指示は特にない。
自分で考えろという事なのだろう。
黙っていても仕事が上から降ってくる時代ではなくなっていく。
自分で考えて仕事を企画して、作り出し、推進していく。そうでなくては生き残っていけない時代が来る。
効率化の行く末は仕事の中身を変えるだけでなく、仕事に対する姿勢そのものを変えていく事になるのだと思う。当然すべての人間がそんなマッチョな仕事の仕方が出来るわけでもなく、淘汰される人も出てくる。
効率化の行く末にどんな世の中が待っているのだろう。