ひふみのブログ

シンプルに生きる。

ちょっと皆神山行ってくる(中編)

前回の皆神山探索記の続きになります。

hifumeeen.hateblo.jp

麓から30分ほど山道を登ると山頂の皆神神社に到着しました。

もっと不気味な場所かと思いましたが山頂は平地になっており天気も良く朗らかな感じで普通の神社の第一印象です。

 

皆神山の成り立ち

と思ったら随身様の台座になぜか十字架の紋章。キリスト教とも関係ある神社なのだろうか。早速香ばしい匂いがし始める。

 

神社にはまだ入らず隣の駐車場へ向かう。建てられている看板を眺めると、皆神山に関するぶっ飛んだ内容の説明がされている。このあたりから徐々にカオス感が増してきます。

文字化掠れていて読みずらいので簡潔にまとめると

①皆神山は世界最古のピラミッドである。(今から2~3万年前に造られた)

②造山方法は人力ではなく初歩的な重力制御技法で行った。

長野盆地にあった湖岸のゴロタ石等堆積土砂石を浮揚・空間移動して造山した。

④この盛土的山塊がダイナモとなり電磁波を生じさせ磁力や半重力を生み出している

⑤その力を利用して物体(電磁反発飛翔体)が離着陸するようになった。

⑥この山を造った人間はスサノオノミコト自然主義的な科学技術者集団の総称)であった。現代科学とは異質な能力であった。

 

などなど「???」な内容が書かれており情報量が多すぎます。ただ神社の敷地内にある説明なので皆神神社公認の内容なのでしょう。

 

もともと聞いていた皆神山に関する多くの噂(ピラミッド、UFOの発着地、不思議な結界・力場)の出所はここのようですね。

 

ちなみに③のゴロタ石ですが、とある調査動画で実際に皆神山の地層を調べた結果、周囲とは明らかに違い川や湖のあるような石や土砂を含んだ地層で成り立っていたそうで、こちらは事実のようです。(空間移動したかはしらんけど、)

 

さて気を取り直して神社の中を散策します。

神社内には沼があり底なし沼と言われているようです。天然記念物のクロサンショウウオの産卵池のようです。きれいな水でないと生息できない生き物らしくここにも皆神山の不思議が垣間見えます。

 

境内へ

随身門をくぐって参道を歩くと目の前にあるのが「侍従(じじゅう)神社」皆神山での修験道を完成させた方をお祀りしています。

 

そしてこちらが皆神神社の本殿(熊野出速雄神社本殿)になります

御祭神である出速雄命(いずはやおのみこと)を祀っているようです。

この御祭神の名前の由来が皆神山から打ち上げられる飛翔体(UFO)から由来している(速く出る)とか何とか。。。

どうやらここには大日如来阿弥陀如来弥勒菩薩が本尊として祀られているようです。(仏教も関係しているのかい。)

 

そして本殿の脇に佇んている石碑を見ると「天地カゴメの宮」の石碑が。16菊花紋にユダヤ六芒星という日本とユダヤが融合しているようなカオスな感じ。

書いてある内容は、、、ちょと意味が分からない。。。

これを記した神宮一二三という人物も詳しいことはよくわからずじまいでした。

 

本殿の裏手に回ると今度は大本教の石碑が。

噂どおり、様々な宗教・神々・仏様の由縁がありすべてが事実かはわかりませんがやはり何かしらのパワーがある場所なのでしょう。

 

最後に神社の裏手にある井戸?結界?らしき場所にも立ち寄ってみる。

この場所も他のブログではすごい波動を感じるとか、磁場が安定しないなどの証言がありましたが自分が特に何も感じませんでした。(残念)

とまぁそんな感じで確かに事前に聞いた噂話をふんだんに盛り込んだ不思議な場所であるようです。

個人的な見解をまとめるとやはり皆神山は周囲とは異質な地形・地層を形成しているのは確かなようで、それが周囲に何らかの力場の様な影響を与えた結果、様々な現象が発生し逸話や信仰の対象となっていったのではないかと思います。

 

さて長居した皆神山を下山してもう少しこの近辺の気になるスポットを回ろうと思います。

皆神山の山頂からは北アルプスの景色が良く見えました。

 

後編に続く。

 

ちょっと皆神山行ってくる(前編)

こんにちは。

暖かくなってきたので久しぶりに遠征してきました。

向かった場所は長野県は松代にある皆神山です。伝説、神話、オカルト類の話がたくさんある不思議な山で前から一度探索してみたいと思っており行ってきました。

 

皆神山とは

皆神山は標高659mほどの小さな山で周囲からポッコリ独立した不思議な地形をしている山です。

 

皆神山についてちょっと事前に調べてみるだけでこれだけのキーワードが、

・世界最古のピラミッド

・UFOの発着地

・謎の波動・エネルギーを感じる山(低重力地帯?)

大本教の聖地

・日ユ同祖論の地

・松代群発地震

大本営天皇の御座所の移転候補地

などなどとにかくカオスな情報量が多い山です。このあたりの真偽を確かめに皆神山とその周辺を散策してきます。

 

皆神山へ

長野新幹線乗り、数年ぶりの長野駅。ここから松代行のバスに乗り換えて向かいます。

松代と言えば真田家十万石の城下町で古い街並みや旧真田邸など見どころ多い街並みですがその辺は今回はスルーして神秘の山を目指します。

松代の町並みを過ぎてしばらくするとその姿が見えてきました、台形の様なカタチをしている周囲から独立しているキテレツな山、皆神山の登場です。(なんか明らかに周囲とは異質な感じです。)

バスを降りてしばらく歩いて皆神山参道に向かうといきなりこの案内板。何の臆面もなくピラミッドの文字が。

参道に入ると「祈りの聖地皆神山」の横断幕が。山頂(皆神神社)まで徒歩30分程度の行程らしいので早速アタック開始。

 

岩戸神社

登り始めて10分程度すると早速小さな祠が現れました。皆神山の中腹に位置する、岩戸神社(日本神話の岩戸隠れと関係はよくわからん。)です。

看板の文字がかすれて見えづらいが

御祭神 天照皇大神

皆神山ピラミッドの入口ではないかと言われその奥は謎とされている。

と書かれている。。

情報はこれだけで歴史も由緒も不明。とは言えピラミッドの話が全くのデタラメでもないような気もする。

しめ縄をくぐって祠の中に入ると祭壇があった。何とも言えない独特な雰囲気がする。

中は大小さまざまな岩を組み合わせ空間を作っている。

確かエジプトのピラミッドもこんな造りになっていて岩の向こうにはピラミッド内部につながる空間があるようだし、そう考えると確かに皆神山はピラミッドなのかもしれない、そんな気が確かにする。山の中腹にあるのもうなずける。(発掘調査しないのかな。。)

 

他の人のブログやYouTubeでは結界の力を感じるとか、波動が強すぎて長居できないなど書かれていたが、あいにく自分はそっち方面の感度が低いのか特に何も感じなかった。ただ多くの人がそう証言しているから個人差があるのだとは思う。

 

岩戸神社を後にして再び山頂の皆神神社を目指す。

15分程山道を登ると皆神神社の鳥居が見えてきた、確かに30分程度の行程だった。

後編へ。

 

健康寿命と残された時間

昨日は休日だったのに一日仕事をして終わってしまった。

今年度から管理職にプロモーションしたこともあり、どうしても自分の意にそぐわない仕事(役員向けの報告資料や予算関係の作業)が多くなり本質的な価値提供をできる仕事があまりできていない。

気づけば自分も40歳手前の年齢に差し掛かりもう十分にオヤジの年齢になってしまったことを実感し始めている。

そんな時に最近聞いた話が「健康寿命」の話。

一般的な統計として公開している「平均寿命」とは異なり自分の意志で好きなことができる(好きな食べたものが食べられて、好きな場所に自分の足で行ける)年齢が健康寿命と呼ばれている。

日本人の男性の健康寿命は72歳と言われており自分は健康寿命の半分を過ぎてしまったことになる。(健康寿命では人生の折り返しを過ぎてしまっているのだ。)

いくらお金や時間があってもベースとなる健康が損なわれていれば好きな場所にも行けないし、好きなものを食べることもできない。

残された時間から逆算して今自分がするべきこと、したいことの優先順位をつけて日々を生きていかないとあっという間にまた5年、10年たってしまうのだろう。

 

 

本物を見極める

久しぶりに仕事の話。

今のプロジェクトで上流工程で入っているコンサルにいいようにやられている。

あいまいな要件や構想でプロジェクトの実行フェーズに移り要件のヒアリング漏れやシステムの構成上実現できないことなど明らかに検討が足りていない問題ばかり。

ただやっぱり資料の作成や言葉のチョイスは秀逸で表面を取り繕うのは本当にうまい。

その表面的なうまさに言いくるめられてついつい話を進めてしまうけど蓋を開けてみると(実務レベルに入ると)手を抜いている所だらけ。

 

ただ一概にコンサルみんな口ばっかりというわけでもなく、過去にお付き合いしたコンサルは本当に優秀だった。

クライアント業務・導入するサービスを知り尽くして、そのうえでクライアントの課題を整理してシステムの要件への落とし込む。

その流れがスピーディでほれぼれしたものだ。今のプロジェクトでも同じようなコンサルファームが入っているがえらい違いだ。

 

結局コンサルも玉石混交、彼らを使いこなすには発注者側も相当なリテラシーが求められる、そうでないといいようにやられて人月400万の金が消えていく。

ただ発注者側からすれば自分が知らない、分からないことがあるからコンサルに依頼するわけで、その時点で本物(専門分野の知見やテクニカルスキルあとは人としての誠実さとかかな。)を見極めるってすごく難しいと思う。

 

結局本物を見極めるには自分が本物になるしかない。

そしてそれだけ目が肥えてくれば、そもそもコンサルなんていらないのかもしれない。

そんな話。

 

イライラと向き合う

明日からまた一週間が始まる。

今のプロジェクトが佳境を迎えつつあるけど、昔に比べると仕事でイライラしたり、情緒不安定になることはだいぶ減ったように思える。

 

「なんで自分ばかりこんな大変なんだ?」

「あいつ口ばっかりで何もしていないじゃん!」

「自分の苦労があいつのミスのせいで台無しだ!」

 

そんなマイナスの感情と20代、30代前半は向き合い続けて時として夜眠れないほどに心を蝕まれている時期もあった。

 

でも最近は

「自分と他人は違う」

「人に期待をしない」

「損得で動かいない」

「気長にコミュニケーションをとる」

そんな考え方が身についてきたのかあまり極度にイライラすようなことはなくなった。

 

だって今働いている会社も仕事の中身も全部自分が納得して、すべてを受け入れて、自分で選んでやっていることだから。

嫌なことなら断ればいい。

出来なことは出来ないと言えばいい。

ゆえに誰かのせいにする必要もないし、誰かを憎む必要もない。

頑張りたければ頑張ればいい。

そして誰かに見返りを求める必要もない。

そんな境地で最近は仕事をしている。

 

仕事をする理由は

お客のためでもない、

上司のためでもない、

部下のためでもない、

全て自分のため、

すべて自分で選んで選択してきたこと。

だらか今週も粛々と自分がやるべきことをやっていこうと思う。

 

 

ちょっと浅間山見に行ってくる(後編)

こんにちは。

前回の浅間山外輪山登山の後編です。

後編はひたすら浅間山の画像を貼っていくぅ。

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外輪山を歩く

視界が開けて尾根に出ることが出来ました。

尾根沿いに10分ほど歩くとトーミの頭に到着です。ビジターセンターからちょうど1時間ほどの行程でした。

ここは日本か?と思うほど異質な自然の迫力を思い知らされる光景が広がります。

火口からはうっすらと煙が上がっていました。

休日でしたが人でごった返しているわけでもなく非常に快適にこの景色を眺めることが出来ました。(東京から2時間程度でこの絶景が拝めるならもっと人気のスポットになってもいい気がしますが。)

 

途中で休憩して浅間山を愛でながら補給をします。

KU★SO★U★MA★I

その後も外輪山を尾根に沿って歩いていく。

11:50 黒斑山到着。

12:20 今日のゴールの蛇骨岳に到着。

今日一で浅間山が大きく見える。

うっすらと斜面に道の様なものが見えるがあれが前掛山へのルートのようです。目先の尾根から岩場を下ってアクセスができるようでポツポツ人影も見えました。

振り返ると嬬恋村方面の景色もまた絶景。

撤収するか。。

 

下山して温泉へ

歩いてきた道を引き返します。

トーミの頭まで戻り、帰りはもう一つのルートであった「中コース」を選択します。

ショートカットコースのようで速攻で下山することが出来ました。

14:00 高峰高原ビジターセンター到着、ただいま。

その後はバスの時間まで高峰高原ホテルの温泉につかったり、ビジターセンターでまったりして時間を過ごします。

東京からも日帰りで行ける距離で、登山の難易度も初心者向け、登山客で混んでいないし、下山後の施設も充実している。

非常にいい場所だと思いました。

 

バスが来る頃には日が傾き夕暮れの佐久平の景色に冬の訪れを感じます。

日が暮れるのが早くなったな。

さらば浅間山

 

ちょっと浅間山見に行ってくる(前編)

こんにちは私は今、高峰高原ビジターセンターに来ています。

今週末を利用して浅間山を見に行きました。これから冬季に入ることもあり今年最後の山行です。

とはいえ活火山の浅間山に直接登るわけではなく浅間山を取り囲む外輪山に登り尾根沿いに歩いて回る予定です。

 

浅間山の地形の話

浅間山は長野県の御代町と群馬県嬬恋村の間にまたがる山で標高は2568mあります。周辺にカルデラを形成する外輪山や有名な鬼押出しなど活火山特有の独特な地形を形成しています。

今日登るルートはこんな感じです。(Google Earthの時点でもうなんか地形がすごい。。)

ビジターセンターから「トーミの頭」→「黒斑山」→「蛇骨岳」という順番でアプローチする予定で浅間山の外輪山を縦走していきます。標高は大体2300mくらいです。

強者になると火口近くの前掛山まで行くようですが私は帰りのバスの時間もあるので蛇骨岳で折り返しの予定です。

 

浅間山の成り立ち。

本日歩く尾根部分は実は昔は浅間山本体の一部だったようですが、はるか昔の大噴火で山体崩壊を起こし黒斑山部分が残り、カルデラ状の山になったようです。つまり今の浅間山本体は比較的新しく形成された山ということです。

アタック開始

10:00 早速アプローチ開始します。

コースは2通りあり佐久平方面の景色が見える「表コース」と山の中を突っ切る「中コース」があるようで行きは「表コース」を選択。

道中はこんな感じでまぁ初心者でも登れる程度の道が続きます。岩場が多いので少々歩きにくいですが。標高が上がるともう雪が積もり始めていました。


はい絶景。(佐久平方面)

しばらく歩くと避難シェルターを発見。

万が一の時はこちらに逃げ込むことが出来るようです。ちなみに浅間山は噴火警戒レベルを日々公表しており今日は一番安全なレベル1です。レベル2になるとブログ冒頭で紹介した火口付近の前掛山への入山は規制されるようです。今もちょいちょい噴火している活火山ですから当然ですね。

登り始めて大体50分程度、視界が急に開けて浅間山がその全容を表します。これは中々の迫力です。(ゴクリ)

このまま最初のチェックポイントのトーミの頭を目指します。

 

後編へ続く。