久しぶりに仕事の話。
今のプロジェクトで上流工程で入っているコンサルにいいようにやられている。
あいまいな要件や構想でプロジェクトの実行フェーズに移り要件のヒアリング漏れやシステムの構成上実現できないことなど明らかに検討が足りていない問題ばかり。
ただやっぱり資料の作成や言葉のチョイスは秀逸で表面を取り繕うのは本当にうまい。
その表面的なうまさに言いくるめられてついつい話を進めてしまうけど蓋を開けてみると(実務レベルに入ると)手を抜いている所だらけ。
ただ一概にコンサルみんな口ばっかりというわけでもなく、過去にお付き合いしたコンサルは本当に優秀だった。
クライアント業務・導入するサービスを知り尽くして、そのうえでクライアントの課題を整理してシステムの要件への落とし込む。
その流れがスピーディでほれぼれしたものだ。今のプロジェクトでも同じようなコンサルファームが入っているがえらい違いだ。
結局コンサルも玉石混交、彼らを使いこなすには発注者側も相当なリテラシーが求められる、そうでないといいようにやられて人月400万の金が消えていく。
ただ発注者側からすれば自分が知らない、分からないことがあるからコンサルに依頼するわけで、その時点で本物(専門分野の知見やテクニカルスキルあとは人としての誠実さとかかな。)を見極めるってすごく難しいと思う。
結局本物を見極めるには自分が本物になるしかない。
そしてそれだけ目が肥えてくれば、そもそもコンサルなんていらないのかもしれない。
そんな話。