近年、仕事をする上での色々な作業がサービス化されだいぶ作業効率が良くなってきていることを実感している。
サーバーのセットアップもAWSを使えばあっという間に済む。
プログラミングもローコードプログラムやSaaSサービスの充実でゴリゴリのプログラムスキルは少しずつ不要になり始めている。
難しい法令の知識もChatGPTに聞けばある程度の大枠がつかめ、判断の材料として使えるようになってきている。
、、、と同時に思う。
若いころあれだけ一生懸命勉強したデータベースの知識は何だったんだろう。
遅くまで残業しながら調べたJavaDocは何だったんだろう。
経理の人と話をするために一生懸命読み込んだ法令の施行規則は何だったんだろう。
と、、、
全く無駄ではないが過去からの積み上げが今の自分の強みには別になっていない。
一所懸命身に着けた技術があっという間に陳腐化して使い物にならなくなる。IT業界では昔からあった話だが今や社会全体でそのトレンドが来ている。
誰でも手軽にイラストや動画編集ができるようになるとは思わなかった。
AIが司法試験に合格できるようになるとは思わなかった。
バク転が出来るロボットが生まれるとは思わなかった。
完全無人運転の未来もすぐそこまで来ている。
脱炭素社会への動きも本格的になりだしている。
将来の技術革新・社会情勢を見据えた学習・キャリア形成の重要性がより増している。
とは言え目の前の仕事もしなくてはいけないので短期的になりそうだけど身に着けて行かなくてはいけないスキルもある。(今日明日の仕事をするために身につけなくてはいけないスキルと将来の自分のために身につけなくてはいけないスキルは違う。)
①将来的にはITやロボットに淘汰されるけど直近の仕事では必要なスキル
②今はそれほどだけど10年後に必要となるスキル
③いつの時代も普遍的に通じるスキル
これをきちんと整理して自分の市場価値を意識していかないといけない。
①の努力ばかりしていてもしょうがない。
①は最低限にしつつ②、③を見据えて自己研鑽しなくてはならないのでしょうね。
生きることは学び続けること。