こんばんは。前編の続きです。
観音岩へ
不動寺を打ち終えたあと、観音岩を目指し登山道を登り始めます。
ちなみにトレッキングルートは以下の感じ。
不動寺から ①→②→③→④→③→⑤→⑥→⑦ のルートで九十九谷に出るコースで大体2時間程度の予定。
しばらく歩くと『馬の背』と呼ばれるポイントが見えてきました。
この場所両側がスパッと断崖絶壁になっており、中々スリル満点です。滑落事故も過去には起きているようです。
これは、、、こわい。
馬の背をクリアしたあと、後ろを振り返ると上州の山々が一面に広がります。中々の絶景(赤い屋根は朝いた不動寺ですね。)
その後も、滑落したら致命傷を負いそうなルートが続く。
登り始めて1時間後、観音岩の頂が見えてきた。
Hello
観音様が実に優しいお顔をしていました。
ご真言を唱え、しばらく観音様と盃を酌み交わす。
こうして自然の中にいると日々のストレスが浄化されていくのが分かる、定期的に山や海には行ったほうがよさそうだな、うん。
軽く遭難
その後、観音岩を後にして九十九谷の集落へ抜けるルートを歩き始める。
大体30分くらいあれば到着するだろう。
しばらく、歩くと違和感を感じ始める。
所々にあった、目印のようなものを見かけなくなる。
そして道も(そもそも今までも道とは呼べないようなルートでした。)どこを進めばいいのかわからないくらい荒れたものになり始めている。
想定ではトレッキングルートの⑤~⑥あたりを歩いるはず。。。
これは、、
迷った、、、(これ、どこ進むんだ。。)
このまま進めなくもないけど、正しいルートの確証もない。
食料や水の装備もそこまで今日は充実させてきていないし、引き返す体力を考えるとそろそろ潮時かも、、、
結局、観音様が『戻りなさい。』と言っているような気がしたので、来た道を引き返すことにしました。
※後日追記
後日の他の人のブログやYouTubeの動画を見たところ私が行ったルートはやっぱり間違いでした。正しい判断で撤退できた自分を褒めてあげたい。
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また、馬の背を引き返すことになります。(鬱)
この日の気温は30度近くになり、かなり消耗しました。
無事、不動寺に戻るころには今日持ってきた水1.5ℓがちょうどなくなったところでした。
とういことで、少しトラブルはあったものの無事帰還。
南牧村の集落に戻り、そこから下仁田駅へ。
まぁ色々あったけど、穏やかな時間を過ごすことができました。
ちなみに、平成29年の警察庁発表の山岳遭難状況によると遭難者数3111人(うち死者・行方不明者354人)となっており、人数は増加の傾向にあるようです。
登山も株式投資も現状を正しく理解したうえで、どこで引き返すか、損切ポイントを決めることは大切なのでしょう。