こんばんは。
ちょっと行ってきました。
黒瀧山不動寺へ
黒瀧山不動寺は群馬県甘楽郡南牧村にある黄檗宗の寺院です。黒瀧山は古くから山岳信仰の山として知られており、不動寺は1300年前に行基菩薩が彫りこんだ不動明王像を安置したのが創建と伝えられています。
ルートは高崎駅から上信電鉄で終点下仁田駅まで行き、そこから南牧バス(小沢橋)で下車後山道を5kmほど歩くことになります。
高崎駅から上信電鉄(下仁田行き)に乗車します。富岡しるくちゃんに見送られ出発する。
終点、下仁田駅からバスに乗り込みゆられること15分程度、南牧村に到着します。(のどかや、、、、)
ちなみにこの南牧村、高齢化率日本一の村で、とあるシンクタンクの調査で消滅可能性No.1の村として一躍有名になりました。
確かに村の中を歩いて見ても年寄りばかり、ここでは高齢者の運転が一般的に行われています。
バス下車後、不動寺に向かい5キロ程度の山道を登り始めます。
下仁田のような西上州の地域では地形上の特徴なのか、妙義山のような奇形な岩山が沢山見られます。いかにもパワースポットのような山々を見ながら不動寺へ。
1.5時間ほど歩くと、無事不動寺までたどり着きました。
結構な標高で、車で来るには少し厳しいかもしれません。(九十九折りのすれ違えないような道が続きます。)
ちなみにこの鐘楼は戦艦陸奥の羅針盤が再利用されているとのことで、鐘は自由につけます。中々低音が利いた音が谷中に響きわたります。
境内を散策
そしてこれが山門、山の中にあるお寺は大体外れがなく、見所がたくさん。じっくり境内を散策させてもらいました。
黄檗宗は臨済宗、曹洞宗と同様に禅宗としられいます。確かのこの静かな境内なら禅の修行が捗りそうです。
ちなみに般若心経も唱えるようですが、唐読みというのが特徴です。
本堂、この後ろに回り込むと、、、
滝の下に不動明王様が静かに佇んでいます。
お寺の奥にはさらに開山堂があります。
黒滝山不動寺を開山した潮音禅師を祀っています。
こういう造形物がいちいち手が込んでるんですよね。
午前中の早目の時間に訪問したこともあり、境内には誰もいなく、静かな時間を過ごすことができました。(寺は朝に限る。)
このお寺檀家がいないようで、お寺の経営的には大変だろうと思います。令和の時代もこのお寺が信仰の対象として残り続けることを切に願います。
さて、今日来た目的はもう一つあり、不動寺を擁する黒瀧山に『観音岩』と呼ばれる、礼拝スポットがあり、トレッキングがてらそちらに参拝してこようと思っています。
色々難所が待ち構えているようで、大体1.5時間ぐらいのコースでしょうか。
行ってきます。
続く