こんにちは。
私は今、徳島県に来ています。
仕事を退職して10日程度が過ぎました。
抜け殻のような生活を送っていましたが、少し自分の今までとこれからをゆっくり考えたい、そして体を動かして少し自分に負荷をかけたいという思いから四国歩き遍路をすることになりました。
四国八十八か所のお寺をすべて歩いて回る(四国一周1200kmと言われる)この旅、最後まで歩き通せるのか期待と不安が混じった状態の初日です。
羽田空港から徳島阿波踊り空港へ、そして電車にのり一番札所の最寄駅坂東駅に到着しました。
まずは一番札所、霊山寺をめざします。
最寄りの坂東駅で下車。
うん、田舎だ。
ここからお遍路スタートで歩き始めます。
発願の寺、霊山寺に到着。(地味にテンションが上がる)
発願の寺、霊山寺に到着。(地味にテンションが上がる)
マネキンの美女がお出迎え。『行ってきます!』
境内にはマネキンと同じような恰好をしたお年寄りが何人かいた。
きっと彼らも遍路をする人たちなのだろう。もっとも基本車で回る人たちが多く、自分のような歩いて四国を回るというもの好きは少数派なのかもしれない。
境内にある本堂と大師堂それぞれで読経を行う、般若心境やそのほか色々のお経を読み納経となる。基本的にこれを八十八か所すべてで繰り返すのだ。
少し照れながらお経をあげる、般若心経は息継が難しい。
納経終了後に境内の売店に行く。
ここでは遍路に必要な道具が色々売っており、遍路杖と菅笠を購入。どちらにも『同行二人(どうぎょうににん)』という言葉が書かれている。意味は弘法大師様と共にあるという意味で、杖が弘法大師の化身になります。休む時はお杖から、大事に扱います。。。
ここでは遍路に必要な道具が色々売っており、遍路杖と菅笠を購入。どちらにも『同行二人(どうぎょうににん)』という言葉が書かれている。意味は弘法大師様と共にあるという意味で、杖が弘法大師の化身になります。休む時はお杖から、大事に扱います。。。
そのまま次の札所に向かう。
二番札所、極楽寺
平日のためか誰もいない。
お寺の雰囲気も落ち着いていて結構好き。
人混みが嫌いな人はお寺の巡りなんていいかもしれない。読書が捗りそう。
お寺の雰囲気も落ち着いていて結構好き。
人混みが嫌いな人はお寺の巡りなんていいかもしれない。読書が捗りそう。
三番札所、金泉寺。
ここでは、同じく今日から歩き遍路を始めたというおじさん(初老のおじいさん)と出会う。野宿で回るつもりで来ているらしい。
『床にシュラフ置いて寝る訓練してきたんだよ~』と、ここに来る以上みんなそれなりの準備をして来てるということか。
御歳72歳なんというガッツ、明日以降もまた会うかもしれないです。
今日は三番で打ち止め、初日なのでこんなもんか。(明日もそんな歩かないけど。)
ひとまず初日が終わった。
これから1200kmの旅、何が待っているんだろう?どんな出会いがあるんだろう?最後まで歩くことが出来るのだろうか?