ひふみのブログ

シンプルに生きる。

ちょっと那須岳行ってくる(前編)

冬が近づいて来ることもあり、今年最後の山行を行ってきました。

遠征先は前から行ってみたかった栃木県の那須岳

那須岳那須連山)は茶臼岳、朝日岳、三本槍岳などの山域全体を指します。

 

実はこの1週間ほど前に那須岳で遭難事故があり4名が亡くなりました。

雨と風の中での登山で低体温症になったことが原因のようです。比較的難易度の低い山であるけど改めて自然の脅威を感じました。

 

出発当日はビビりながら朝まで天気のチェックをして「快晴」、「無風」気象予報を確認して、「いけるやろ!!」と確信したのち出発しました。那須塩原駅から那須岳行きのバスに揺られて峠の茶屋駐車場に到着。

駐車場からの景色、良き。

 

今日の予定は朝日岳→清水平→三本槍→最後にピストンして茶臼岳(お鉢回り)の縦走コースです。

大体コースタイムは6時間ぐらいだと思います。(帰りの下山は茶臼岳のロープウェイを使う予定。)

 

途中トイレがないとの警告があり、念のため駐車場のトイレで絞り出すのにまごついた関係で少し遅い、9:30アタック開始。

登山口から30分ほど歩くとすぐに稜線にでます。お手軽にこの景色が拝めるのは良いですね。紅葉が見ごろです。あの辺を縦走してきます。

 

ほどなくしてセーブポイントの峠の茶屋(とはいいつつ実質避難所)に到着。

ここで分岐があり、写真の方向に進めば茶臼岳、反対側に行けば朝日岳、三本槍岳へ向かう縦走コースになります。私は茶臼岳は最後に登るので再びここにピストンで戻ってくることになります。

 

朝日岳方面への縦走コースは結構岩場が多く落石や滑落注意区間が続きます。

少し厳しい場所もありますが、基本的に舐めプしなければ問題ないレベルです。

 

10:30頃、朝日の肩と呼ばれるセーブポイントにたどり着きます。

右上に映っているのが朝日岳山頂ですがいったんスルーして一気に三本槍岳を目指します。

 

岩場地帯もいったん落ち着き紅葉を愛でながらの縦走が続きます。本当に今日は天気も良く、風も無く登山日和です。

 

紅葉の正体達。

 

そんな感じでしばらくすると眼下に清水平と呼ばれる湿地帯が見えてきました。ここから一気に下って湿地帯の中を歩きます。

変化に富んだコースで歩いていて楽しいです。

 

降りてくると湿地帯は歩道が整備されていました。

 

湿地帯を越えてその後、木々のトンネルの様なコースをくぐり、最後の急登を一気に登り11:40頃、三本槍岳に到着します。

もう秋の空やね。

 

ここで補給をします。アウトドア飯の鉄板カレー麺の登場である。(スタバの珈琲もいっちゃうぞ!!)

ヒンナ、ヒンナ。

さて、腹も膨れたし改めて折り返して次は朝日岳、そして主峰の茶臼岳を目指します。

時間は12時ちょいすぎ、15時頃には下山のロープウェイに乗りたいところ。

行きますか。(動きたくない。)

 

後編へ。