一所懸命働いて成果を出す。
周りの期待に応える。
部下のミスや失敗を注意する。(あくまでも指導の範囲で)
ある程度、管理職クラスになればこれくらいのことは誰もが経験することだろう。
でも一定ラインを超えるとこれらが全て自分へのプレッシャーとなって返ってくる。
無理して出した成果が分不相応なポジションへ押し上げる。
応えた期待がさらに次の仕事のハードルを上げる。
部下に注意した言葉に自分自身が縛られる。
「君の実力ならもっと責任ある立場で動けるよね?」
「次の仕事もこれぐらいのパフォーマンス出せるよね?」
「人に注意するからにはあたなは当然出来るんだよね?」
こんな声が聞こえてくる。
まるで呪いのように。
この流れの行き着く際はたぶん幸せな結末ではない。
勝手に頑張って、勝手に苦しくなってたら世話ない。
手は抜かず、頑張り過ぎず、そのうえであるがままの結果を受け入れる。
それで別にいいと思う。