こんにちは、この前敢行した秩父遍路でやり残していた三峯神社への参拝を行いました。この一年間で3回目の秩父参戦です。
三峯神社は景行天皇の頃(4世紀前半ごろ)創建と言われており、秩父三社の一社で狼を守護神としています。
慣れ親しんだ秩父鉄道に乗り込み、初めて終着駅である三峰口に降り立つ。
桜沢みなのさんお久しぶりです。
三峰口駅からバスに乗りさらに30分ほど揺られ秩父の山奥を九十九折に進んでいく。秩父はちょうど昨日雪が降ったようで奥に進んで行くと雪がどんどん深くなる。
神社の駐車場に着くころにはこんな感じ。参道には色々おしゃれな売店も営業している。今日は奥院まで山登りを考えていたけどコンディションが悪そうだな。
境内を参拝
境内案内はこんな感じ。
参道をしばらく歩くと見えてきた三つ鳥居。むむ、この鳥居の形は四国78番 天皇寺高照院と同じタイプの鳥居ではないか!(独り言)
早朝の参拝もあり人はあまりいない模様。両サイドには守護神の狼が鎮座している。
そして登場してきた随身門、もともとは仁王門として建立されたが明治の神仏分離令により仁王像は撤去された模様。なかなか情熱的な造りをしている。
門をくぐると一気にパワースポット感が増してくる。
景色良き。
マッチョ狼。
そして拝殿、細かい造形物の作りこみがすごい。
本殿、拝殿の裏手ひっそりと建てられている。イザナギノミコト、イザナミノミコトを祀っている。なんかこの造り高野山の奥院の御廟(空海が入定している)とそっくりやね。
そして面白かったのが摂末社という小さい神社の集まり。
日本各地の神様をお祀りしている。(神様全員集合。)一番左側の大きい社がラスボスの伊勢神宮。
雪景色と相まって良い雰囲気を出してる。
奥院へ
そして今日来た目的の一つである奥の院への参拝、大体往復3時間程の山道を行くらしく途中では鎖岩場もありそこそこきつい道らしい。
しかしこんなにコンディションが悪い状況とは思わなかったので、無念だが奥院は諦めることにする。
とはいえ、行けそうな所まで少し歩いてみる。
雰囲気のある道。
しばらく歩くと鳥居が見えてくる。いわゆる一の鳥居と言われる鳥居で奥の院に着くためには四の鳥居まで潜ることになる。
この鳥居をくぐってしばらくすると本格的な山登りとなる。斜面がきつくなり雪のせいで足元も滑る。あと浮き石が雪で隠れて見えないのでさらに足元が不安定になる。
登りもつらいが下りはもっと厳しいだろう。
ということで諦めて撤退(無念。。)
そんな感じで雪のおかげで少し悔いが残る参拝でしたが、ある意味雪のおかげで参拝者も少なくより神秘的な空気の中で参拝をすることが出来た。三峯神社特有の厳かな気分を存分に味わえた。
山岳信仰という言葉があるようにやはり山と神様は相性がいいのだろう。そんな感じの参拝記録でした。
これで秩父でやり残したことはほぼ無くなったので、当面は来ることはないかな。