前編の続き。
引き続き次の札所、橋立堂を目指して歩き始める。
大体20分ほど歩くと到着。
28番 橋立堂(はしだてどう)
秩父地域は地形の特徴として非常に岩が多い、この橋立堂も巨大な石灰岩の岩壁の真下に建てられており非常に迫力がある。
このお寺、鍾乳洞の見学もでき(別料金、写真不可)中に入って見学したが、中は結構狭いため荷物は持って行かないほうがよさそうだ。人一人がギリギリ屈んで通れる通路なので何回も頭を岩にぶつけてしまった。
敷地内に併設されている蕎麦屋でざる蕎麦をいただく。
時刻はまだ10時半、次に向かってまた歩き始める。
遍路をしていると時間の流れが遅く感じる。普段仕事では使っていない体や神経を使っているからだろうか、一時間の密度が非常に濃く感じる。
そのまま2kmほど歩くと次の札所へ到着。
29番 長泉院(ちょうせんいん)
お庭がきれいな普通のお寺。
これで20番台が終了して、残すところ後5か寺となる。
寺の数でいえば29寺/34寺終了したことになるが、しかし距離数でいうと45km/105kmでまだ60kmも残っている。(なんか札所間隔のペース配分おかしくない?)
そんなことを思いながら7km先の法雲寺を目指す。
いい天気。
12時過ぎに無事到着。
30番 法雲寺(ほううんじ)
ここのお寺も庭の手入れが行き届いている。
さて、この時点で12時半に差し掛かろうとしていた。
次は秩父巡礼最長区間と呼ばれる札所、観音院を目指すことになる。
今、秩父鉄道の三峰口付近におりそこから一気に北上して小鹿野町を目指す道のりになる。距離にして16kmほどらしい。
納経受付の時間が17時までなので結構ギリギリの到着時間な気がする。結構見どころの多いお寺みたいだし焦っていくのももったいないかな、どうしたものか。。。
途中で出会ったカエル。
道路の真ん中にデーンと居座って動かない。このままだど自動車が来てヒキガエルにされてしまうので、近くの草むらに放り投げてあげた。