先日の大菩薩峠遠征に続いて引き続きトレーニングをかねて山行してきました。
今回は結構きつめに負荷をかけるつもりで谷川岳連峰の平標山と仙ノ倉を縦走してきました。コースタイムは7~8時間の長丁場の予定です。
このエリアは花の百名山と呼ばれておりちょうど今の時期はお花が見頃のようなので普段あまり使わないデジカメもっての山行です。(今回は写真多めでいく)
今回は新しい登山靴LA SPORTIVAのBOULDER X MID GTX を装備しての参戦です。グリップがしっかりしてガレ場でも歩きやすいですね。
越後湯沢駅から平標山登山口までバスが出ているのですが、寝坊のため乗れず、、タクシーを使い予定より30分遅れで5000円の出費、ぐぬぬぬ。幸先悪いスタートで登山開始です。
最初の1時間半くらいは樹林帯で結構な急登が続きます。最初から登らせてくるスタイルですね。
目印の鉄塔が過ぎ5合目を過ぎたころから徐々に色々な花が見れるようになります。今回はトレーニングの意味がいが大きかったのですが、実際に登りながら色々な花を見て歩けるのはとても楽しかったです。(←なんの花か分かってない。)
登り始めてから1時間半過ぎ、樹林帯を抜け視野が開けてくると平標山の全容が見えてきます。あの辺りから森林限界になるようで眺めのよい稜線歩きが出来そうです。
そんな調子のいいこと考えていていざ稜線に出てみると風の洗礼を見事に受けました。遮蔽物がない分稜線に出るとダイレクトに風の影響を受けます。時々風が強くて歩が止まる場面が時々ありました。(ここで不注意で帽子を吹っ飛ばされて紛失 3000円の出費、ぐぬぬ。)
後ろを振り返るとだいぶ登ってきました。(苗場方面)
森林限界を抜け本来楽しいはずの稜線歩きが続きますが、とにかくこの日は風がつよかったです。風速10~15mくらいあったかと思いますが、天気が良いにもかからず風で体温を奪われていくような感覚がありました。
今日はまだ命の危険を感じるほどではないですが、稜線に出ると本当に逃げ場がないので改めて天気(風も含めて)に関しては考慮して登山計画を立てないといけませんね。個人的には今日ぐらいが風速的には決行有無のボーダーだと思ってます。(命の危険云々もありますが、基本的に回りの景色が楽しめなくなります。)
再び後ろを振り返り苗場方面、もうすぐ山頂
それにしても風強杉内。
強風に心めげそうになりがらも平標山山頂(1983m)に到着。最後も結構急登が続ききつかったです。大体登山口から2時間半くらいで到着。(ここまでで一気に1000mくらい登ってきました。)
強風の中ご飯を食べる気にもあんまりならないので休憩もそこそこに仙ノ倉山を目指します。さてここからはお楽しみのお花畑稜線歩きになります。あの道を歩いて行きます。