ひふみのブログ

シンプルに生きる。

すべてが加速する世界に備える

3連休で久しぶりに書籍を読んだ。

「2030年:すべてが加速する世界に備えよ」というテクノロジー系で結構最近話題になっている本だ。

www.amazon.co.jp

圧倒される世界

詳しい話はAmazonの概要でも読んでもらえればいいけど、ざっくり説明するなら複数のテクノロジー(AIやロボットやブロックチェーンなど)の融合により破壊的な進化がそう遠くない将来確実に進んでくる、それも加速度的にということだ。

非常に情報量が多く中身に圧倒されてしまったが、読み応えのある本で夢中で読んでしまった。

前から薄々思っていたことだけどIT業界で働いていながらもここ数年の技術の進歩はすさまじいと感じている。

スマホが登場したことで多くの製品が消えていった。

それと同様、いやそれ以上のことがこれから近い将来にどんどん起きてくる。昨日まで当たり前にあった仕事がテクノロジーにとって代わられなくなってしまう。(電話交換手などがいい例だろう。)

未来への期待より、加速する世界についていけない自分に対して危機感を感じる、そんな本だった。

そんな世界を生きていくために何に備えればいいのか?

この本ではその解答の一つとして「継続的に学び続けること」と書いていた。まぁ確かにそうだろうけどこの本を読んでいて自分が感じたことはもっと別のことだ。

 

何に備えるのか

おそらくこの本に書いてあるようなこと(自動運転やドローン配送など)は近い将来確実に現実となるだろう。でもこれらは結局資本主義の枠組みで起きる話ということだ。すべてが変化していく中でこの資本主義という枠組みはまだ当面変わることはないだろう。

それどころか「もっと便利になりたい」、「もっと快適に過ごしたい」そんな思いがより資本主義を強固に加速させていくことになると思う。

その中で何に備えなくてはいけないのか、答えは簡単だ。「資本主義に投資をする」ということだ。もっというなら「株」を買うことだ。

 

この圧倒的なテクノロジーの進歩とそれがもたらす未来の世界をイメージすると資本主義はまだまだ成長する、株価はもっと上昇していくと確信に近いものを感じてしまう。

短期的な株価に影響を与える「コロナウィルスの感染者数が~」とか「FRBのテーパリングが~」とか正直些末なことに感じてしまうほど資本主義とテクノロジーの進歩は強固なものだと思う。

 

自動運転の車が快適に目的地まで運んでくれる未来。

3Dプリンタで家を自由に作れる未来。

AIが本人に代わって日常の雑務をこなしくてくれる未来。

 

特別な備えは必要ない。

未来を信じてどっしりと構えて投資を継続していけばいいのだと思う。