ひふみのブログ

シンプルに生きる。

政治と宗教とコロナの話

他人と政治と宗教の話はしてはいけない、みたいな話しを聞いたことがある。

理由は簡単、個人個人で価値観が違い意見が対立するからなるべく触れるなということだと思う。

何となくだけど今のコロナに対する見解も似たような類のものになっているなと思う。

職場の人とコロナ関係の話をしてもあまり立ち入った話題にはならない。

あくまでも事実のみの会話、必要最低限の連絡だけ。

「緊急事態宣言が発令されました、極力出社は控えてください。」とか

「職域接種が始まりました、希望者は申し込んでください。」とか、それだけ。

 

「コロナは風邪なのか?」

「危険なのか?」

「ワクチンは効くのか?」

「害はないのか?」

「オリンピック開催は支持するのか?」

この辺りまで踏み込んだ話は決してしない。

 

みんな何となくわかってるんだろうな。

ヘタに話題にすると面倒くさくなることを。

 

 

ちょっと谷川岳登ってきた(後編)

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谷川岳登山前編の続き。

森林限界を超えると視界が一気に開けて見晴らしがよくなりました。

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Windows XPの壁紙のような風景。

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その後、11:30に肩の小屋に到着(ほぼ山頂)、ここで補給を行う。

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肩の小屋からの景色(オジカ沢の頭方面)

いやー、この尾根沿いに歩いて行ったら最高だろうなーと思いつつも今日はそこまでも予定もなく(体力もなく) この景色を眺めるだけ。

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肩の小屋では宿泊もできるようなので、次回はオジカ沢方面に歩いて肩の小屋で宿泊するプランもありかもしれない。 

さて、最後のひと踏ん張り山頂のトマの耳を目指す。

これ好き。

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12:00丁度、トマの耳到着。(人多い、、)

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この後、もう一つの山頂のオキの耳にも行こうかと思ったが、遠巻きに見ても多くの登山客でごった返しているいるし、そんな景色も変わらんだろうということで「まぁいいかな。」と撤退することにする。

 

12:30分、下山開始。

今回一番きつかったのがこの下山だった。

体力的にはまだ余力はあったのだが、足腰の疲労がたまり踏ん張りが効かない状態での急斜面の下山は中々しんどくかなりしんどかった。

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14:00 天神平駅に到着。

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まぁこんな感じで無事帰還できました。

もう少しイージーな山かと思っていたけど、テレワーク続きでなまった体には少しきつい山でした。

でも良くも悪くも多くの登山客がいる山なので何か事故やトラブルがあっても最悪死ぬことはそこまでないのかなと安心感はある行程でした。

何もよりもあの山頂から見える美しい尾根の景色が素晴らしい。都内から手軽に日帰りで行ける点もポイントが高いですね。

今度は山小屋での宿泊や尾根沿いに縦走もしてみたいなと思った次第です。(翌日、筋肉痛がヤバかったことは内緒のお話。)

 

コースタイム(まとめ)

09:40 天神平

10:20 熊穴沢退避小屋

10:50 天狗の留まり場

11:30 肩の小屋

12:00 トマの耳(山頂)

12:30 下山開始

14:00 天神平

 

 

ちょっと谷川岳登ってきた(前編)

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前から行ってみたかった谷川岳に登って来ました。

谷川岳は言わずと知れた日本百名山に数えられる山で群馬県新潟県の県境に位置し標高は1977Mの山です。

魔の山とも呼ばれており遭難事故はギネス記録に乗るほど危険な山、、、と言われていますが、殆どは一の倉沢のロッククライミングによる事故なので通常の登山であればそこまで難易度の高い山ではないとのことで行ってきました。

 

始発の列車に乗り高崎線高崎駅まで行き、上越線でさらに1時間ゆられ8:35に土合駅に到着。電車を降りるとこれである。

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日本一のモグラ駅と呼ばれるこの駅、すでに登山は始まっているといきなり洗礼を受ける。結局駅を出るまでに15分以上かかることになる。

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ここから谷川岳ベースプラザまで歩きロープウェイに乗車する。(始発できたのに結構混んでいるのね。)

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天神平駅(標高1320m)に到着しここから登山開始になります、山頂は少し雲がかかっている模様。

 

9:40アタック開始。あそこまでいくのかー。

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ちなみに今日の装備はこんな感じ。

・長袖の薄いジャケット(結局着なかった)

・水1.5リットル(さらに山頂で追加で500ml購入)

・おにぎり2個、チョコレート

・軍手、帽子、タオルとか

・靴は運動靴の登山靴の中間みたいなやつ

こんな感じです。

 

当方、登山経験はそこまで豊富ではないですけど、まぁ自分歩き遍路で「遍路転がし」と言われる山登りの最高難易度区間をクリアした実績があるからまぁ行けるやろ!ということで行ってきました。

 

はじめのうちはこんな感じで楽しょーな道が続く。

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10:20 熊穴沢避難小屋に到着(いわゆるチェックポイント的な場所)ここを通過した辺りから徐々に登りが急になっていく。

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崖のような道が続く。登山経験がそこまで多くない自分はペース配分が良くわからず、適当に進む。結果的に最後の方でバテてしまったので飛ばし過ぎだったのだと思う。

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もっと簡単な山かと思っていたけど、中盤以降は「両手」を使わないと登れない山なので、登山未経験や体力ない人がサクッと行って登れる山ではないと思います。(この日は気温も思っていた以上に下がらず体力を消耗した。)

 

まぁまぁ登って来たな。(左端に見える建物が天神平駅)

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10:50分、またもやチェックポイント的な場所「天狗の留まり場」に到着。ここで15分ほど小休止。(思いのほか体力を消耗した。)

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この天狗の留まり場を抜けたあたりから、木々がめっきり少なくなり笹の葉のような植物だけになる。森林限界を超えたようで景色が開けて一変してくる。

 

後半へ続く。

 

 

コロナの爪痕

学生時代のたまり場。

社会人になって通った行きつけのお店。

人生に迷った時に宿泊した思い出の宿。

最近google mapで今どうなっているんだろう?と調べることがあるが、中には休業だったり、閉店だったりしている所もある。

すべてがコロナの影響ではないかもしれないけど、やっぱりコロナが無かったらと考えてしまう。

 

コロナをきっかけに色々なことが変わっていく。 

変化なのか、進化なのか、淘汰なのか捉え方によって様々な見方はできるけど、個人的には言葉にできない寂しさを感じてしまう。

 

 

アスリートは悪くないけど、、、

オリンピックはどうやら本気で開催するようですね。

コロナ渦での開催ということ以外にも不透明なお金の流れや国立競技場の問題、IOCの利権など今回のオリンピックで色々なことが明るみになり、正直個人的にはオリンピックはもういいかなという思いが強い。

 

「復興五輪」から始まり、いつの間にか「コロナに打ち勝った証」に変わり今は「安全・安心の五輪」に変わりそもそもの開催の意義自体が分からなくなっている。

原理原則に立ち返れば五輪は「平和の祭典」のはずで、今の世界が平和ではないことは自明で、まして利権や政治的な思惑で開催するものではないはず。

色々な矛盾を生み、これまでにもたくさんの犠牲を払い、そしてこれからもたくさんの犠牲を生むかもしれない今回の五輪。

 

よく「アスリートは悪くないんです。」とか「選手を批判するのはおかしい。」という論調を耳にはするし、その通りだとは思う。

でも五輪に参加する「当事者」として、たくさんの矛盾の中で多くの犠牲を払って開催しているということ、日本国民の相当数が開催を歓迎していないという事実を踏まえて改めて選手が自分自身に何かを問いかけてしまうということはあるだろう。

 

多くの選手はきっとすでに何かしら思っていることはあるとは思うし、それなりの葛藤もあるのだろう。

医療従事者や飲食店をはじめとして今回のコロナ渦で人生が狂った人も多くいるだろう、そんな中で自分たちだけ(五輪)が特別待遇で、あろうことかより感染を拡大させるようなイベントに参加していいのだろうか?そう考える選手もいるだろう。

そしてそいう迷いは結局パフォーマンスに影響する。

 

スポーツでのメンタルが占める割合は大きい、集中力や闘争本能そういった部分に影響がある中でベストなパフォーマンスが出せるのだろうか?

コロナ対策、経済効果、国民の応援、選手のパフォーマンス、すべてが中途半端な五輪になりそうだ。

 

 

自社の収益向上に貢献します。

今年自分は管理職試験を受けている。

候補者は筆記試験やプレゼンの審査を通過すればめでたく(?)翌年の春から管理職に昇任することになる。

今年は自分に順番が回ってきて、プレゼンの資料を作り始めているが、プレゼンのお題は「マネージャーになって実現したいこと」だ。

まぁ読み替えるなら「どうやってあなたは会社に貢献していくの?」という事だと思う。

あまり本心で考えていないことをツラツラと資料化していはいるのだが(そうしないと試験に通らないから)、本音での「マネージャーになって実現したいこと」って何だろう?と思いここに記録を残すことにする。

 

そもそもマネージャーという役職を抜きにして仕事を通して自分は何を得たいのか、何を経験したいのか考える、スタートはそこからなのかもしれない。

 

仕事を通して実現したいことは

・給料を得たい(大金でなくてもよい)

・価値を提供したい・誰かの役に立ちたい

・人との繋がりを持ちたい

・自身の成長を感じたい

 

これは偽りのない気持ちだと思う。(たぶん)

 

反面、嫌なことは

・上から管理されるのは嫌だ

・下を管理するのも嫌だ

・過度な労働はしたくない

・余計な責任は負いたくない

・御用伺いや調整役のような仕事はしたくない

 

これも偽りのない気持ちだと思う。(確信)

この辺りのことって「組織が目指しているゴールがあって、そこに自分も行きたい!」って人でないと中々耐えることが難しいし、そういう人がたぶんマネージャーの資質がある人なのかなと思っている。

 

自分の場合は「自分が目指しているゴール」と「組織が目指しているゴール」がたぶん一致していないし、自分の目指す姿の先にマネージャーという役職が必要とも思えない。たからぶっちゃけマネージャーに対しての強い思いもあまりない。

そんな感じで着地してしまった。 

 

ただそう思いつつも、取り合えず断る特段の理由もないし、マネージャーになることで新しく見えてくる世界(なれるか知らんけど)もあると思うのでひとまずは、「自社の収益向上に貢献します。」と言い続け何となくマネージャーを試験を受けることになるのだろう。

 

昇進したらしたでいいし、昇進できないならできないでそれは構わない。

それでいいかな。

 

 

幸せになる努力

昔会社の同僚が離婚してしまった時に言った言葉がある。

「俺は幸せになるための努力をしてこなかったんだよ。」と。

普通にいいやつだし、別に浮気をするような奴ではない、金銭にだらしない奴でもない。

ただ、如何せん仕事が激務で家にいる時間が少なすぎるとは思う。

断片的に話を聞く限りだと、毎日遅くまで会社に残って仕事をしているような奴だったから、きっと家庭の問題に時間が取れなかったとかそんな所なのだろう。

本来は仕事を言い訳にしないで、家の問題とも向き合うべきだったのだろう。それを「幸せになるための努力」と表現したのだと思ってる。

 

つまり彼の離婚は彼の「努力不足」が原因なんだと。

それにしても、本来リラックスして過ごすはずの私生活の中でも努力が要求されるってどいう事だろう。

 

仕事でも努力が要求され、家庭でも努力が要求される。

そこまでしないと幸せになれないものなのだろうか。

それを幸せと呼ぶのだろうか。

 

よく分からない。